隈研吾設計「川棚 癒しの庭」がヤバイ件について

民族史料館とホールの併合施設「川棚の杜」の近くに「癒しの庭」という施設が出来たとのことなので、用事のついでに見てきた。

有名な「隈研吾」の設計だそう。
「川棚の杜」の設計もしていて、こちらは周辺との違和感も含めて評価通りの素晴らしい設計のように思える。

そういえば、火の山再開発も隈研吾事務所だそうで、下関市は隈研吾づくしである。

さて、隈研吾といえば、最近の話題は、貼り付けた木材の老朽化が深刻な問題になっている物件が増えていて、一部で「クマ被害」とも呼ばれているらしい。そういう視点で「癒しの庭」見ると…
これ、たぶん、「クマ被害」になる方の案件…。

正直、見た目も機能も一見してダメだと思う。

まず、屋根がね、透明プラスチックなの。
日差しをさえぎらないから、夏は暑いと思うよ。
次に、特徴の木材部分ね。
「これがあの貼り付けた木材か」と思って近くで見たら、もうヒビが入ってる…
ペラペラなプラスチック屋根も貼り付けてるだけだし…透明じゃなければ、これはどこも同じか…

あと、普通、足湯って、テーブルは付いてなかったと思うけど、ここはテーブルがあるの。だから、写真みたいに近くの売店で買った食べ物なんかも食べられる。便利だし、良いアイデアだと思う。でもさ、これ、テーブル一つ分しかないからさ、長居されると他の人が全然使えないのよ。

私も、実際に使ってみようかと思って10分くらいウロウロしてたけど、全然空かなかった。観光地用なのに使えないじゃん…。まぁ、真夏日は暑すぎて長居しないだろうけど…。

川棚の杜も修繕費用で揉めたという話もあるし、火の山再開発、大丈夫なんだろうか…。

※写真撮影はご本人達に許可をとりました

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